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お得ですか?ANAのSFC修行僧がステータスを取得する意味

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あなたはANAのSFC修行僧という言葉、聞いたことがありますか?

ある人にとってはこの修行が意味ある行為なのですが、違うある人にとっては苦痛と、時間の浪費以外の何ものでもないのです。

この記事ではSFC修行の経験がある私が、あなたは修行の必要があるのか、無いのかそれを判断する材料をご紹介したいと思います。

ちなみにこの記事は、国際線はビジネスやファーストクラス、国内線はプレミアムクラスに毎回搭乗すると言う人は対象としていません。

なぜなら、毎回プラチナ以上の上級会員と同じサービスを受けられるので、修行の必要が無いからです。

1.SFC修行僧

・SFCとは

あなたが飛行機に搭乗するとき、搭乗前に必ず優先搭乗のアナウンスがされますよね。

 

ANA搭乗の場合、以下の順番で優先搭乗されます。

1.事前改札サービス(お体の不自由な方、お子様連れの方)

2.ダイヤモンドメンバー

3.プラチナメンバー、スーパーフライヤーズカード会員(SFC)、スターアライアンスゴールドメンバー

4.最後にエコノミーなどの一般搭乗者となっています。

 

この中の3番目に搭乗できるステータスをSFC(スーパーフライヤーズカード)といいます。

このSFCカードは、プラチナメンバー以上のステータスを保有している方が、クレジットカードを申し込むと加入出来ます。そのカードはコチラ

・その他、飛行機に搭乗するときに、ゲートでタッチをして通過する時にがしますが、SFCを含めプラチナ以上のステータスの場合、みなさんと明らかに音が違います。

・そのほか、着席するとCAさんから「〇〇さま、いつも搭乗ありがとうございます」といわれているのも聞いたことがありませんか?

これは何もCAさんと顔見知りだからというわけではなく、あらかじめどの席に、どのようなステータスの人が乗るか知っている為です。

 

上級国民ではなく、上級会員(お金を沢山使ってくれて、ありがとうという意味)だからです。

 

ちなみに、プラチナ会員の時はよくCAさんから〇〇様と声をかけられましたが、SFC会員になってから、言われなくなりました。

・なぜ修行僧というのか?

SFCにチャレンジする人たちは、飛行機にのることを搭乗と言わず、修行と言います。

フライトが、旅行目的ではなくSFC取得の為だけになるからです。1日に2往復なんていうのは当たり前で、往復の便で同じCAさんに遭遇することもしばしばあります。

 

まさにこれこそが、修行と言わずなんというのでしょうか?

そしてこの人たちのことをSFC修行僧と尊敬の意味をこめて呼んでいます。

 

2.SFC取得条件

飛行機に搭乗するとマイルが距離や料金により付与されますが、同時にプレミアムポイントというものも付与されます。

プレミアムポイントとは、1年間にANAグループ、スター アライアンス加盟航空会社の搭乗分に、積算されるポイントで、1月~12月に獲得した年間プレミアムポイントに応じて、翌年度のステイタスが決まります。

SFC会員になるために取得するプラチナステイタスは、50,000プレミアムポイントで獲得できますが、有効期間は取得年の翌年度にしか、保持できません。

ただし、条件によりこのプラチナと同等のステイタスを*生涯にわたって保持できるのがSFC(スーパーフライヤーズカード)会員と言われるものです。

*クレジットカードの年会費を払い続ける必要があります。

・SFCカード申込

当然、上記のプラチナステイタスに行くまではSFCカードは取得できませんので、それまではANAの一般カードでコツコツとマイルをためましょう。

また、初めて取得するカードは、初年度年会費無料のカードがオススメです。

プラチナに達したら、SFCカード取得の条件が整いますので、年末までにクレジットカード各社が発行しているSFCカードを申し込みしましょう。

クレジットカード各ブランドのカードはこちらのANAサイトを参照してください

スーパーフライヤーズカード | ANAマイレージクラブ

・SFC取得メリット

主要なメリットは以下の通りです。

優先チェックインカウンター(ビジネスクラス専用)

手荷物受け取りの優先(手荷物にPRIORITYタグが付きます、UNITEDなどスターアライアンスの航空会社利用も対象。)

priority tag

専用保安検査場のご利用

空港にある専用ラウンジの利用(カードラウンジとはサービス内容が違います)

優先搭乗のご案内

国際線座席のアップグレード(特典航空券で経験あります)

香港国際空港の優先レーン(香港国際空港での手続き必要)

優先レーンのバーコード登録証

3.ちょっと待って!

取得するコストは約60万円以上と言われています。そのほかカードの年会費が一番安くても、1万円以上かかります。

もしあなたが年に1回家族3人で旅行したとします。

SFC会員だと同行する1人のみ、優先搭乗やラウンジ利用などの恩恵が受けられますが、もうひとりは、一般搭乗客になり別々なってしまいます。

そのために家族カード作成という手法がありますが、これだけの為に追加で、1万円近い年会費を払うのも、もったいない気がします。

また、座席のアップグレードは正規に近い運賃でないと実施されません。(ただし特典航空券でアップグレードは可能です)

特典航空券でアップグレードした記事はこちらです。

SFC会員特典航空券の無償アップグレードでビジネスクラスへ
「無償アップグレード」大変心地よい響きですね! もちろん追加料金無しですので、ものすごく得した気になります。 その無償アップグレードを2019年の8月にANAの羽田香港線において、確信犯的にチャレンジしてきましたのでご紹介します。 このB7...

 

・SFC以外の選択肢

実は先ほどの取得メリットは、どの航空会社のビジネスクラスに搭乗しても、同様に付加されるサービスなのです。

例えば10月11日~14日の3泊4日、成田発ベトナム・ホーチミン行とします(1人分)。

・ANAエコノミー 11日:16:45発、14日:15:05着 107,690円

・ANAビジネス  11日:16:45発、14日:15:05着  238,190円

・VNビジネス    11日:15:25発、14日:14:00着  153,000円

ANAのビジネスはエコノミーに比べ13万円程高いですが、VN(ベトナム航空)ビジネスとの差は5万円弱しかありません。

もし2人で旅行をしても、VNビジネスでしたらANAエコノミーに比べ9万円強の差です。ANA同士でしたら2人で26万円です。

2人で年1回行く海外旅行をビジネスクラスで行ったとしても、SFC取得の為1年に50万円かけるコストに比べれば安くないですか?

 

実際に私の友人は、年1回の海外旅行は各社のビジネスクラスを利用しているので、SFC会員と同様のサービスを受けてストレスフルに旅行しています。(SFCのことを知らないみたいです)

4.修行に向く人、向かない人

向く人

・SFC取得コストが、上記のように50万円かかっても、優先搭乗や預入手荷物へのPriority Tagなどのメリットが欲しい人で、エコノミーの狭い座席サービスで満足できるのであれば、向いています。

・また、出張等で会社の経費上エコノミーにしか乗れない人には十分メリットがあります。

例えば、羽田空港の国内線ラウンジでは専用のフリーWi-Fi、簡易パーテーションで仕切られたデスク、ラウンジ専用トイレもあるので、早めに空港についてコーヒー(生ビールも飲めます)など飲みながらゆっくり仕事が出来ます。

向かない人

・仕事や、プライベートであまり飛行機に乗らない人

・毎回、国内線のプレミアムクラスや、国際線のビジネスクラスに乗れる方。

先ほどのように年1回、仮に2人で旅行する程度でしたら、毎回ビジネスクラスでもSFC取得コストを上回るのに、少なくとも数年かかります。

なので、ANAにこだわらず、他の航空会社も含め、規定の運賃を払いゆったりとビジネスクラスで旅行出来ます。

 

ただし、

SFCカードが欲しくて、修行を行うのであれば、ぜひ行なってください。

 

また、正規のビジネスクラスが高いと思われる方は、ビジネスクラスを利用したツアーもあります。

ANA:ビジネスクラス利用ツアー

JAL:JAL海外ダイナミックパッケージ

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